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整体レポート:股関節痛編

50代の女性

 発症・状態:半年位前から左の股関節が痛む。最初は階段の上りや椅子から立ち上がる時に痛みを感じていたが、ここ1カ月は畳に座る際の横座りの体勢で痛みが感じるようになる。最近では痛みだけでなく股関節痛よりも関節が固まるような状態で、横座りをやろうとしても足が思うように曲がらない状況。この2週間は1日おき位で整骨院に通っている。整骨院で電気やマッサージをしてもらっても状態は悪くなる一方。はじめは治療を受けたその日は痛みが半分位になっていたが、現在は治療を受けた後の方が痛みが増す状況。

 矯正・経過:この方の骨盤を確認すると左が前方捻転・右が後方捻転、左股関節は内旋のズレがありました。まずは基本の骨盤矯正からスタート。左右の骨盤(腸骨)の捻転を矯正しもう一度横座りをしてもらうと、股関節の角度・歪みは変わらないもののその姿勢での痛みは少し減少しました。次に左の股関節ですが、股関節の歪みは足の裏(足底筋膜)が原因でも起こるので足の裏のポイントを押しながら、股関節を屈曲・伸展したり外側に開いたりしてもらいました。この時点で股関節の矯正はまだされていないのですが、もう一度横座りをしてもらうと30%位可動域が広がりました。この足裏のポイント=足底筋膜は股関節周辺の筋肉を弛める効果があるのです。股関節のバランスを考える場合、痛みのある股関節だけにとらわれては良い結果につながりません。全然関係ないように思われる足裏の筋肉が股関節の可動に影響を与えているのです。次に股関節周辺の筋肉が弛んだ状態を作ってからいよいよ股関節の矯正を行うと、可動域は50%位まで回復しました。可動域の限界点まで来ると股関節に痛みが起こりますが、矯正前の痛みの出るポイントに比べて倍くらい動かせるようになりました。4日後来院頂いた時には残念ながら股関節の可動がすっかり元の状態に戻っていました。矯正すると痛みが軽減し可動域は倍近くまで変化するのですが、わずか数日で戻ってしまう状況が3回目までは続きました。4回目からは骨盤も初回の状態よりは大分良くなったのでご自宅でエクササイズをしてもらうことにしました。このエクササイズ導入後は次回の矯正までにすっかり元の位置に戻ることはなくなり矯正直後の状態がキープされるようになりました。痛み・可動域共に発症前まで戻るのに合計7回の矯正を行いました。

 まとめ:エクササイズは骨格が安定してから行うものです。歪みが大きい状態で行うと返って症状を悪化させることがあります。ストレッチもそうです。この方は痛みが歩けないような強いものでは無かったので足やお尻のストレッチを毎日行っていたそうです。ぎっくり腰やヘルニアの方がストレッチをすればその直後に痛みや痺れが出るものですが、この方の股関節痛はそう言った反応もなかったので毎日コツコツ・セッセッと行っていたそうです。全ての筋肉は骨に付着します。骨が歪んでいる状態では筋肉もその骨の歪みの影響を受けています。そのような状況下でストレッチを行えば筋肉を傷付けたり余計に硬直させてしまうものです。ですからストレッチやエクササイズは骨格が整ってから行うのがベストなのです。この方も骨盤がある程度整ってからエクササイズを入れるとどんどん可動域が回復・安定されました。

※股関節痛の発症を整体的に筋肉や骨格の歪みから解説している【股関節痛の整体的考察】もご覧下さい。

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